日本経済は戦後の高度経済成長期を経て経済大国へとなりました。
その多くは製造業であり、工業立国と言えるほどです。
しかし、かつて三種の神器とまで言われたテレビ、冷蔵庫、洗濯機をはじめとする
家電、電化製品を買い求める動きは昔ほどではなくなったようです。
そのため、電機関連において景気は低迷状態が続いています。
こうなってしまったのも、安い賃金での労働してくれる海外に生産拠点を置き、
外注で生産する現在のスタイルが出来上がりました。
そのため、海外へ技術流出は免れられなかったわけです。
そして、製品の成熟度や完成度が上がるまでは良いものの
その後開発が思わしくなくなると、ものは思うように売れず、
生産拠点も国内に戻せなくなるどころか、海外の技術レベルも上がり、
国産はコスト面でも太刀打ちできなくなってきたと見えます。
例に、日立のテレビからはじまり、現在の東芝やシャープの
海外企業への買収までなってしまいました。
また、ホワイトカラーの職に憧れる面もあり、そのようになってしまったことは
当然の結果とも言えるでしょう。
しかも、ここにきて人工知能開発により職がとって変えられるようのもなりつつあります。
こういう時だからこそというよりも、このような時代でも
どろくさく生きなければならないのは、新しい時代を迎えるため試行錯誤しなければならない
使命であり、世の常でもあるでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿