2023年9月10日日曜日

コストコは、実はコストパフォーマンスが悪い⁉という誤解がある!

 コストコが割と近いところにあるため、よく行くようになりました。しかし、初めのうちは、傍から様子を見ているというか、ただのファッションのような感じで流行のようなものだろうと考えていました。そのうち騒ぎも落ち着くのだろうと思って、興味自体なかったのです。

まして、会員制ともなると、敷居も高く、年会費などの縛りがあること自体、意味が分からなかったのです。高級志向の方が行くところというイメージがあったため、行ってみたいものの、あえて行く気にはなりませんでした。

とはいえ、コストコは、アメリカから来た店舗であり、アメリカの豪快さに憧れがあったため、どうしても一度は行ってみたいところではあったのです。

初めて行った時は、驚いたというより、どこかアミューズメントパークのような感じがあるのかと思いきや、たしかにそういう気分にはなりますが、実際、そのような部分はなく、淡々と買い物をするだけだったので、拍子抜けした感じはありました。

なによりパレットごと、大量に商品が積んであるだけに、まさに倉庫というか、卸売りのような感じで、デパートやスーパーなどの飾り気や華やかさがない感じさえします。ただ、そのインパクトが大きくて圧倒される感はあります。

また、個々の商品自体も、一般的なサイズより大きく、まさにアメリカンサイズになっているようでとにかく一度に買うにしては量が多いものばかりでした。そのため始めは慣れなくて、ハマらないだろうと考えていました。

フードコートのホットドックやピザがかなり安いため、行くたびに購入して帰ります。これだけが目的でコストコに行っている内に、たんだん買い物にも慣れていったように感じます。

大量とは言え、保存が効くものであれば、そんなに困るものでもなく、興味本位で買って無駄にするよりは、厳選して選ぶだけ無駄が少ないようにも感じるのです。また、一つ一つの食材が、凝っていて飽きない面もあるため、同じものがたくさんあっても問題ないのです。

ただ、日本仕様ではない、アメリカというより西洋向けの感じがちょっと苦手で、受け付けないものもありますが、大半は魅力的な商品が多いです。

とはいえ、コストコという事もあり、問題は値段です。世の中的には、大量購入が安いイメージがありますが、コストコは大量だから安いという事はありません。むしろ、一般的なスーパーよりやや高めのものが多く、割高である感じはします。

しかし、コストコ独自のプライベートブランドや肉や魚などの生鮮食品の鮮度や大きさを考えれば、他と比べられるものではありません。コストコオリジナル商品が多いため、これが比較にならないくらい質が高く、珍しいものばかりであるため、そこを含めると単純にどちらがコストパフォーマンスが高いかはわかりません。

どこでもおいてあるようなものならばコストコの方が単価が高いかもしれませんが、それもまったく同じ商品というわけでもないので、どちらがコストパフォーマンスが良いとかいう議論にならなのです。

それなら量もパッケージも違う限定商品と通常商品と比較することを同じレベルだからです。つまり、そのくらいの差しか感じられません。

しかし、コストコではセール品があり、これが一般的な価格より安い場合があります。価格設定がアバウトなのかわかりませんが、価格設定がおかしい時があります。在庫処分なのか、賞味期限まじかなのか、とかいう理由で、一般的なスーパーとは違う値下げの仕方も比べられない部分であると言えます。

とにかく、一般的に言われる「実はコストコはコストパフォーマンスが良くない」という話は、表面的な見方であって、あきらかに他のスーパーより安いという商品がコストコにはあったりするのです。それを考えれば、コストコは本当にコストパフォーマンスが良い面もあるのです。

お読みいただきありがとうございました。