コストコが比較的近くにあるため、よく利用するになりましたが、相変わらず慣れないところがあります。普段からよく行くスーパーとは違い、買いものの仕方に違いが出ます。
コストコの場合、大量パッケージであるため、一つ一つが大きいです。それは、日本とアメリカとの生活スタイル、文化の違いが大きな理由でしょう。近くにスーパーやコンビニがある日本とは違い、週末に車で買い出しに行き、ストックしておくようなアメリカンスタイルがコストコだからです。
それはそれで合理的で、買い物の手間を減らせるメリットはありますが、日本の感覚では、それが、まあ慣れないのです。その大容量パッケージは、見栄えするがため、日本人からすれば、アミューズメント性があるように感じて、面白く飽きない面はあります。
また、日本では見慣れない商品もあったりするので、スーパーやコンビニとは、全く別のジャンルの買い物とあるのも魅力的なところです。
とはいえ、もうここ数年、月に一度は行くようになったコストコですが、それでも買い方にムラが出ます。たくさん買ったり、少なくなったり、毎回の支払いも一定ではなく、予想に反します。
スーパーならレジの時、大体これくらい買ったかなと分かるわかるのですが、ましてコンビニなら、個々の価格を計算しながら、レジに向かうところですが、コストコでは、最終的、それがわからなくなるから、毎回のレジの支払金額を見るのが、ドキドキです。
いくらこれくらいだろうとは思っていても、コストコで買い慣れていない分だけ曖昧になるのはまだわかります。ただ、そのズレ幅が大きくなるのです。個々の商品が価格が大きいから価格差も大きくなるのでしょう。購入する品数は少なくとも、大量パッケージであるため、個々の価格自体の値が張るのです。
少数の小分けパッケージに慣れてしまった日本では、コストコの大量パッケージがもの珍しく、限定品のような魅力もあり、ついつい買ってしまいたくなるのです。そんなペースで欲しいものを手当たり次第カートに積んでコストコを回っていると、後で大変な金額になるのです。少量パッケージの日本なら、そんな買い方も問題にならないのでしょうが、コストコでそのテンポで買うのは、金額的にもカート的にも無理があります。
コストコの大きなカートいっぱいに物を入れている方もたまに見かけますが、遠方から来ていて、なかなかコストコに行ける機会がないという理由があれば分かりますが、そうでもなければ、シェアするのか転売するのか、どちらにしろ買い過ぎでなのが、あからさまにわかるくらいです。
とはいえ、どれもこれも魅力的に映り、そうなる理由もわからなくないです。あれもこれも買いたくなって、凄い金額になってしまう事が、コストコでは起こり得るのです。そこで、対策を考えたのです。
まず、コストコに行く場合、最終的な支払額が分からないのは、事前にどんなものを買うか分からないからです。スーパーならどんなものを買いに行くか、買う目的や対象があっていきますが、コストコの場合、どんなものがあって、どんな新商品がおいてあるかわかりません。それらが魅力的だからこそ、コストコに向かうわけですから、何かを買いたいというより、どんな商品があるのか探しに行きたいがために、行ってしまうからです。
コストコにも定番商品はありますが、新商品もオリジナル商品もたくさんあり、アミューズメント感が目的になってしまうところがあるのです。そのため、コストコでは買う前に購入品の予想は無理です。
よって、事前に予算など決めたとしても、それに収まりきれないのが大半です。つまり、コストコでは、はじめから買い物の全貌が見えないのです。イメージが湧きづらいというか、場当たり的になってしまう事がほとんどです。
そこで、考えたのが、コストコを店内を2周することです。コストコのお客さん方は、けっこうゆっくり目で店舗を回っている印象があります。それだけ見定める時間をかけているのですが、そうしたところで最終的にどれだけカートに入れるかわかりません。
最初からカートにどんどん入れてしまうと、最後に回ったコーナーであとあと欲しいものがあると、予算オーバーするか、諦めるしかなくなります。どこで欲しいと思うものに遭遇するかわからないのです。
そこで、一度ざっくり、コストコを1周してしまい、買いたいものに目星を付け、二週目に本格的にカートに入れていく方法です。この方法であれば、予算内に収められ、後々買って後悔するような、衝動買いも防げるのです。
とはいえ、あれだけ広いコストコを2周するのは、時間もかかり、疲れると思うかもしれませんが、普段のスーパーの回るスピードと同じです。コストコは、試食コーナーがあったり、レジがセルフでなく、なにかと詰まりやすいというか、行列ができやすい部分があり、待ち時間も多くなります。
そこに時間をかけるなら、もう1周して、カートを買いたいものをピックアップしていった方が、時短にもなります。試食コーナーは空いている時、レジが混んでいない時に通った方がはるかに、待ち時間も少なくなり、コストコを楽しめます。
2周するのは疲れるように感じますが、たくさん詰まった重いカートを何度も押したり、止めたりする方が大変です。コストコではカートをよく止めて、立ち止まったりする方も多いですが、スルーしていき、2周するくらいの方が疲れません。
立ち止まっている他のお客さんに合わせてしまうと、テンポが悪くなってしまうため、疲れるわけです。混雑している時には無理ですが、普段のスーパーでの買い物のスピードくらいであれば、2周目もあっという間です。コストコでは移動スピードがやたら遅くなりがちなだけです。
コストコでは、そのスローペースで、セーブしながら見定めて買っていく方が多いですが、欲しいのかあいまいなものをとりあえずカートに入れておくのも、保留してもう一度取りに行くのも、カートがいっぱいになってからは面倒になるのです。だからこそ、1周目は、様子見で回った方が、考える時間もあって有意義な買い物が可能になるのです。
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