2019年10月21日月曜日

コストコをおすすめできる理由

何でもビックサイズなコストコ

 初めてコストコに行った時、何でもかんでもサイズ感が大きい事に驚きました。スーパーでも見かける商品は多々ありますが、それらの量がとても多く、コストコ用なのか海外向けなのか分かりませんが、パッケージすべてがビックサイズなのです。

コストコはアメリカの倉庫型店ではありますが、これぞアメリカンサイズといった具合に、見るものすべてが大きいのです。スケールの違いが感じられるだけあり、眺めるだけでも楽しいほどです。

 何処か日本人にはアメリカンなものに憧れがあると思います。ハンバーガー一つにしても本場アメリカのマクドナルドのサイズは一段階違い、日本のLサイズがアメリカではMサイズのように言われてきましたが、今となっては、日本でもビックマックやギガマックなどバリエーションも増え珍しくもなくなりました。実際は思っていたほどアメリカのマックも一般的なサイズ感だと分かったので、アメリカンサイズに対するイメージと憧れは次第にうすれていきました。

ところが今、日本でコストコが展開し、空前のコストコブームです。コストコに行けば、やはりアメリカはスケールが大きかった事を認識できます。カルチャーショックでもあります。

日本人には向いていない?

 最初はあまりの大きさに圧倒され、ろくな買い物は出来ないで終了する事でしょう。数回言って見慣れてきて、買いたいものに目星が付けられるようになるのではないかと思います。

食料品がほとんどですが、スーパーマーケットやコンビニのように細々、陳列されているのではなく、パレット毎置いてあり、まさに倉庫です。

卸売市場のような感じに近いはずです。合理化を突き詰めれば、コストコのような販売形式になるのかと思います。アメリカらしい合理主義が垣間見れます。

日本人からすれば、これは多すぎるとか、余すと勿体ないとかの理由で、コストコは向かないと考えてしまうのが当然です。量も多く、値段もそれなりにしてくると、手に取るのも控えてしまいそうです。数点、買うだけで相当な金額になるので、買いたくても買えないものも出てきてしまいます。

アメリカに向いてみる!

 日本人は気が多いと思います。あれもこれも欲しいというある意味欲張りな性格があるのではないでしょうか。少量のものを、少しずつ求める事を美徳としている食文化もあるだけに、根本的にアメリカとは違う事が上げられます。

日本人もアメリカ人も食べ物を求める量はさほど変わらないとすれば、アメリカ人はそれほどバリエーションを求めるような、気質でも食文化でもないのかと思います。毎日同じものを食べていても、飽きるとか以前に満たせているだけなのかもしれません。

日本人がご飯とみそ汁があれば、満足できるわけではないですが、それと同じことなのかと思うのです。ご飯とみそ汁だけでは味気なさすぎるように、アメリカ人がパンとコーヒーがあれば良いわけではなく、固定化した食文化があるだけに、大量に同じ食材があっても満足できるようなスタイルだから、コストコのような大量買いになるのかと思います。

日本のように国土が狭く、歩いてすぐにコンビニやスーパーがあるわけではなく、広大なアメリカでは車で移動し、買いだめする必要性も出てきます。大量買いをしなければならない社会があるからではないでしょうか。

コストコのアメリカの合理的なスタイルを取り入れれば、わざわざ毎日買い物をする無駄な労力を省けます。割り切って大量買いをすることで、生活スタイルに余裕が生まれるかもしれません。

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