2019年10月22日火曜日

さつまいもを食べればすべてが上手くいく!

GI値の低い食品がダイエットにはおすすめ

GI値とはグリセミック・インデックスの事で血糖値上昇の度合いを指数化したものです。ブドウ糖を摂取した時を100として、血糖値上昇率を表したものになります。GI値が低いものほど、血糖値上昇が緩やかで、GI値が高いと血糖値上昇が速い事になります。

これがなぜ重要で注目されているかと言えば、血糖値上昇のスピードが体脂肪と関係してくるとされているからです。血糖値が上昇すると「インスリン」というホルモンが体内から分泌され、急激な血糖値上昇を抑えようとします。余分な糖は体脂肪へと変えられていくのです。GI値が高いほど、余計な糖分が多いため、体脂肪化されやすいことになります。

よく噛んで食べた方が太りにくいと言いますが、それと同じでゆっくり消化される方が血糖値上昇が緩やかで、脂肪になりにくいという理由があるからです。

日本人の主食のほとんどがGI値高め

代表的な白米は日本人の主食ではありますが、GI値が高い部類になります。基本的に炭水化物は糖分が多いため、GI値が高くなります。その他の炭水化物も同様で、うどん、そば、パンもGI値が高めです。
逆に、肉や魚はGI値が低いため、食べても太りにくい食材となります。炭水化物抜きダイエットが流行りましたが、原理としては同じ事です。

専門分野でも重視されている

 これらの事は、プロのボディビルダーやフィットネスに従事する方にはいわば、常識の域ではあります。減量やカーボアップがあるように炭水化物摂取に神経を使っています。

炭水化物だけを極端に減らし、ケトン体と呼ばれる体脂肪を分解したエネルギー源を生成する体質になるケートーシス状態にする低糖質ダイエットがあります。
また、脂肪分だけをカットした食事制限、低脂質ダイエット法では、むやみやたらに糖質を取り入れるわけにはいきません。
どちらにせよ、炭水化物摂取には細心の注意を要するわけです。

炭水化物が体脂肪に影響するように、GI値が大事なのです。

さつまいもはGI値が低い!

 これは意外かもしれませんが、あの甘くておいしいさつまいもが一般的にGI値が低く目です。秋になり、焼き芋の季節にはまさにうってつけのダイエット食品になります。食物繊維も豊富で、腹持ちも良いため、間食も必要なくなることからさつまいもがおすすめです。
しかし、不思議な事におなじイモでもジャガイモはGI値が高いため、ダイエットには向きません。

ここがポイントでさつまいもがベストであります。

さつまいもはあまり積極的に食べる事はなかったのですが、ダイエットのために食べるようにしています。食べる量の割には太らない事が実感できるほどです。さつまいもは蒸すより、焼き芋系の方がおいしいです。

自給率の低い日本の非常食

 さつまいもは戦後の食べ物のイメージが強いです。実際に日本が食糧難であった時に、さつまいもが良く食べられていたようです。生産性の面でも米は作付面積の割には高くなく、白米が貴重で贅沢品だったように、生産する上でもさつまいもが優れています。

実際に栽培してみたことがあるのですが、ほぼ放任で栽培できます。やせた土地でも育ち、収量もあることから、食糧不足の危機にはぴったりの作物でもあるのです。
日本は自給率の低い国であります。もし、温暖化などでな世界的に食糧不足問題が発生した時、日本はどのように対応するのでしょうか。そういった意味ではさつまいもは大事な作物になっていくでしょう。

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