コストコへ買い物に通うようになって数年、相変わらず消費量も変わっていません。2年もすれば、飽きて行かなくなるだろうと思ていたものの、何かと行ってしまうのは、ちょうど良いその距離感にあるのだろうと思っています。
コストコの本場、アメリカは車社会であるため、買い物に車で行くのは、もはや当たり前、国土も広いため、スーパーもデパートも家のすぐ近くにあるわけでもなく、大量に買いだめするようなコストコこそ、まさにアメリカンスタイルとも言えるでしょう。
アメ車のように大きな車に買ったものを大量に詰め込んで、買い物をする生活は合理的でもあります。大きなペットボトルも保存の効く冷凍食品も大量に買ってストックしていた方が、無駄も少なく、車主体であるため、労力が思っている以上に掛からないのです。
日本のように、毎日スーパーに行き、お惣菜など目的に通うのも楽しいですが、毎日となるとやはり面倒です。たとえコンビニでも買ったものは、手荷物にあるため、運ぶのにも労力がかかっているというわけです、車で行き、大量に買いだけしておけば、ほとんど買い物に労力はかからないのです。
つまり、コストコに車で向かい、パッケージ自体が大量なコストコ商品を買う事こそ意味のある事で、コストコの一々大きいボリュームに買いためらっていては、コストコで買い物をすること意義を見出せていない事になるのです。
コストコ自体、日本では、数えるくらいしか店舗がないため、近い場にないのが大半の方の状況ですが、広大なアメリカでもそれは同じことでしょう。車社会であるが故に、距離は意味がないのです。むしろ、頻繁に行くようなところでもないため、距離に利点はないのです。
ただ、近すぎてもコンビニのようにいくところでもないため利用価値は少ないでしょう。コストコはたまに行ければ十分、それ以上行くと特に欲しいものがなくなり、空回りしてしまう可能性はあります。
やや遠くにあって、車で少し遠出するくらいの距離感にあった方が、利便性が高い感じがします。遊園地やアミューズメントパークでもなく、ショッピングモールでもないため、娯楽施設も皆無なのに、なぜか面白味を感じるのは、その過程、つまり車でドライブする事が、一番のワクワク感のボルテージを高められるからかもしれません。
だからこそ、たまに遠出する目的をコストコでの買いものにすると、娯楽施設に行かなくても、そのような気分が味わえるだけ、コストパフォーマンスが高い買い物になり、まさに一石二鳥です。
もはや車社会になった現代で、まして通信のインフラも進んでいる時代に、通販などの流通サービスも時間が掛からず、物理的距離の価値は薄れつつあります。かつて、高速道路や新幹線などスピードを求めるインフラは、さほど重要視されなくなりました。距離という概念の価値観は崩壊しつつあるのかもレません。
お読みいただきありがとうございました。
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